- HOME >
- 展覧会・イベント >
- 生誕140年 竹久夢二のすべて
高岡市美術館開館30周年記念
生誕140年 竹久夢二のすべて
画家は詩人でデザイナー
メランコリックな表情を湛えた、しなやかで優美な女性像。可憐な少女や、愛くるしい子どもたち。描いたのは大正ロマンを代表する画家、竹久夢二(1884-1934)です。「夢二式美人」と呼ばれる美人画で一世を風靡し、時代の寵児となった夢二は、絵画の世界にとどまらないその多彩な個性と才能で、今もなお高い人気をもち続けています。
本展は、京都・嵐山にある福田美術館が所蔵し、生前の夢二と交流のあった下関の実業家・河村幸次郎氏(1901-1994)が収集したコレクションを12年ぶりに大規模に公開するものです。画家であり、詩人、デザイナーでもあった夢二の「クリエイター」としての魅力に焦点を当てながら、《長崎十二景》、《女十題》、《旅》、《青春譜》などの名作から、音楽とのコラボレーションが楽しいセノオ楽譜や中山晋平楽譜の表紙原画、文才を発揮した小説や俳句にいたるまで、夢二のすべてをご紹介いたします。
展示は、夢二の代名詞となる美人画をはじめ、雑誌の挿絵原画、楽譜の表紙デザイン、俳句、作詞、小説などの自著・他著をまじえた文学関連の装丁本や挿絵原画、そして若い女性に人気を博した千代紙、便箋や封筒などの印刷物を含めて約200点に及び、多彩な才能を発揮したクリエイターとしての夢二の魅力がつまった展覧会です。
美人画家の枠におさまりきらない、夢二の新たな一面を見つけていただければ幸いです。なお、本展は高岡市美術館開館30周年記念展の第一弾です。
○本展は全作品撮影が可能です(会場運営にはご協力ください)
基本情報
名称 | 生誕140年 竹久夢二のすべて |
---|---|
期間 | 2024年3月15日(金)~5月6日(月・振休) |
期間(その他) | 月曜休館、ただし4月23日(火)以降は休まず開館 |
開館時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
観覧料 | 一般1,200円 (団体・シニア900円)、高校生・大学生 500円 (団体400円)、中学生以下無料 ●団体は20名以上 ◇着物で鑑賞割引~オシャレを楽しもう!~ 【前売券】 ■販売期間 ■前売券販売所 |
主催 | 生誕140年 竹久夢二のすべて展実行委員会[高岡市美術館(公益財団法人高岡市民文化振興事業団)、富山新聞社、北國新聞社、チューリップテレビ] |
共催 | 高岡市 |
後援 | 富山県、高岡市教育委員会 |
企画協力 | 福田美術館、ブリッジアート |
企画制作 | MBSテレビ |
関連行事
かんたんワークショップ
消しゴムの印判を押して、自分だけのオシャレ封筒を作ります。
日時:4月21日(日)午後1時30分~4時30分
場所:高岡市美術館内
●申込不要(時間内に随時参加可能、封筒がなくなり次第終了)
●実費相当をご負担いただきます
学芸員によるギャラリートーク
当館学芸員が会場をまわりながら作品解説を行います。
日時:3月30日(土)午後2時~3時
場所:高岡市美術館 1階企画展示室
●要観覧券
●当日会場へお集まりください