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開館日

高岡市美術館

  • 高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
  • 館長通信

「謹賀新年 ― 心豊かな一年を紡ぐために」村上 隆(高岡市美術館館長)

2026年の幕開け、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。日頃から、高岡市美術館をご支援いただき心から感謝しております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

高岡市美術館では、昨年末から「第12回 クリエイティブ・たかおか ~未来に輝く 高岡市児童生徒作品展~」を1月12日(月・祝)まで開催しています。この展示の背景には、銅器や漆器などの伝統産業の町「高岡」市内の小学校において、実技体験を取り入れた授業、「ものづくり・デザイン科」の展開があります。この「ものづくり・デザイン科」は、実際に伝統産業に携わる技術者の方の指導を受け、学校教育という枠組みを越え、伝統文化・技術の継承や人材育成、ものづくりのまち高岡の市民としての意識醸成を図り、地場産業の活性化を目指すものであり、全国的にも珍しい取り組みと高い評価を受けています。今回も、高岡市内の小・中・義務教育・特別支援学校はもちろん、富山県立高岡工芸高校、富山大学芸術文化学部の生徒・学生さんの作品、さらには中学校美術科教員の作品のほか、地域で活躍する工芸作家の作品が一堂に会して皆さんを待っています。高岡の若いパワーをぜひご高覧ください。

この「クリエイティブ・たかおか」から始まり、富山大学芸術文化学部・大学院人文社会芸術総合研究科(芸術文化学)で学んだ学生による「卒業・修了研究制作展」と続く、ウィンターシーズンを、私は「高岡ユース・ミュージアム」と位置づけています。地元の若者たちが、高岡市美術館に自分たちの作品が並ぶことを誇りに思い、美術館を少しでも身近に感じてくれればいいなと常々思っています。

最後にもう一つ。「クリエイティブ・たかおか」と同時に企画展示室3において開催している「ようこそ!美術館コレクション」展にもぜひ足を運んでください。高岡市美術館が所蔵する作品を、子どもたちと一緒に楽しく鑑賞できるように毎回工夫を凝らしています。今回のテーマは、「ちょっと怖い!?美術館コレクション」。どんな作品が並んでいるのかな?とにかく一度覗いてみてください。きっと、高岡市美術館の奥の深さに驚かれることでしょう。

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